風邪の季節に!毎日飲みたいはちみつレモンの効果と子どもも喜ぶアレンジレシピ☆

気温がぐっと下がり、体調を崩しやすくなる11月。風邪予防や体調管理のために、家族の食生活にも、より一層気を配りたいですよね。そこで、風邪予防の定番ドリンクとしてお馴染みの「はちみつレモン」のレシピとその効果について管理栄養士の渥美まゆ美さんに教えていただきました。さらに、子どもも喜ぶ、はちみつレモンを使ったアレンジレシピも2品ご紹介♪この冬は、家族みんなではちみつレモン習慣をはじめてみませんか?

※今回紹介するレシピはすべてはちみつを使用しているため、1歳未満のお子さんには与えないようにしてください。

はちみつレモンはなぜ風邪予防にいいの?

はちみつレモンはなぜ風邪予防にいいの?

昔から“風邪にいい”とされている「はちみつレモン」。特に寒くなると、疲れたときやホッと一息つきたいときに、お湯割にして飲みたくなりますよね。「抗酸化力を高めてくれるビタミンCが豊富なレモンと、保湿効果で喉をうるおしてくれるはちみつを合わせた「はちみつレモン」は、乾燥する季節の風邪予防にぴったりの食材です」と渥美さん。

レモンに含まれるビタミンCは、疲れやストレスで消耗しやすいという特性があるそうですが、それもはちみつの機能がサポートしてくれるそう!「はちみつは素早くエネルギー源として体に補給されるので、消耗しやすいレモンのビタミンCの補給も助けてくれます」

「はちみつレモン」といえば、定番はお湯割や紅茶などに混ぜてホットドリンクで楽しむイメージですが、ほかにもいろいろな楽しみ方ができると渥美さん。「炭酸と混ぜてお子さんの好きな“ジュース”風にしてあげたり、お菓子の材料に使用したり、料理の調味料にしたり。大切なのは、日々の食生活で継続的に取り入れること。毎日使えるように常備して、ご家庭にあった使い方で楽しんでみてくださいね」

風邪予防にうれしい機能が満載の「はちみつレモン」。まずはその作り方からご紹介していきます!

はちみつレモンの作り方

はちみつレモンの作り方

「はちみつレモン」の基本の作り方のポイントは、(1)カビ予防のためにレモンをしっかりと洗って水気を取ること、(2)容器を消毒や煮沸をしてしっかりと清潔にすること、と渥美さん。「レシピではレモン1個分でご紹介していますが、レモンの数に合わせて、はちみつの量を倍にすればOKです。ご家庭によってどのくらい使うか変わってくると思いますが、3~4日で使い切れる量を目安に作り置きするようにしましょう」
お湯割で体を温めるホットドリンクに、料理やお菓子の調味料にと、毎日の食卓に取り入れてみてくださいね♪

【材料】(作りやすい量)
レモン…1個
はちみつ…100g

【作り方】
【1】レモンの皮は塩でこすって洗い、5ミリスライスにする。
【2】消毒した容器に【1】を入れ、はちみつをひたひたになるまで注ぐ。1日ほど漬ける。

【さっそく試してみよう!基本のはちみつレモンのお湯割り】

【さっそく試してみよう!基本のはちみつレモンのお湯割り】

「はちみつレモンのはちみつをスプーン3杯とはちみつ漬けレモンを一枚、お湯を150cc入れて作りましょう」
レモンの味をもっと感じたいという人は、はちみつレモンの量を多めに入れるなど、味はお好みで調節してくださいね♪

アレンジレシピ1:パーティにもおすすめ☆「はちみつレモンの炭酸セパレートティー」

アレンジレシピ1:パーティにもおすすめ☆「はちみつレモンの炭酸セパレートティー」

「子どもにも毎日飲ませたいけど、熱い飲み物が苦手」、「ホットドリンクだと冷ましてあげる手間がちょっと大変」と感じる方もいるのでは?そんな方にもおすすめなのが、見た目にも楽しい「はちみつレモンの炭酸セパレートティー」。
「紅茶はアールグレイやダージリンなどストレートティーとして楽しめるものを使うのがおすすめです。もちろん市販のストレートティーでもOK。彩りでミントをプラスすると、ちょっと喉がイガイガするときにも、炭酸のしゅわしゅわ感とミントの爽やかな香りで飲みやすくなりますよ。見た目も華やかなので、年末年始のパーティシーズンのドリンクにもおすすめです」(渥美さん)

【材料】(1人分)
はちみつ漬けレモン…2枚
はちみつレモンのはちみつ…大さじ4
紅茶…100ml
炭酸水…100ml
水…適量

【作り方】
【1】はちみつレモンと紅茶を混ぜ、グラスに注ぐ。
【2】【1】に氷を入れ、炭酸水をそっと注ぐ。

【ワンポイントアドバイス】

【ワンポイントアドバイス】

「紅茶と炭酸の層を上手にセパレートさせるには、下の層となる紅茶を甘くするのがポイント。炭酸水を注ぐ前に、はちみつレモンを混ぜておきましょう」

アレンジレシピ2:毎日のおやつに!「レンジで作るはちみつレモン蒸しパン」

アレンジレシピ2:毎日のおやつに!「レンジで作るはちみつレモン蒸しパン」

お子さんと「はちみつレモン」を楽しむのにおすすめのアレンジレシピ2つめは、こちらの「レンジで作るはちみつレモン蒸しパン」。
「材料を混ぜてレンチンするだけなので、お菓子作りが苦手という方や、お子さんと一緒に料理を楽しみたい、という方にもおすすめです。上にのせるレモンもはちみつ漬けのレモンを使うので、お子さんも抵抗なく食べられると思います。市販のお菓子では取り入れるのが難しいレモンのビタミンCも、お手軽蒸しパンで、毎日のおやつやデザートとして、ぜひ家族で取り入れてみてくださいね」(渥美さん)

【材料】(市販のケーキカップで8カップ分)
ホットケーキミックス…150g
卵…1個
牛乳…50ml
サラダ油…小さじ1
はちみつレモンのはちみつ…大さじ2
はちみつ漬けレモン…8枚 ※使用するケーキカップ(型)の大きさによって適宜調整

【作り方】
【1】卵を割りほぐし、牛乳、はちみつレモンのはちみつを混ぜる。
【2】【1】ホットケーキミックスを混ぜ加え、型に均等に流し込む。
【3】【2】にはちみつ漬けレモンを乗せ、4個ずつ500wで2分30秒~3分程度、加熱する。

【ワンポイントアドバイス】

【ワンポイントアドバイス】

「生地がダマにならないように、ホットケーキミックスを混ぜるときは、少しずつ混ぜるのがポイントです」

おわりに

風邪予防に嬉しい機能が満載の「はちみつレモン」と、お子さんも喜ぶアレンジレシピいかがでしたか? ホットドリンクで楽しむイメージが定着している「はちみつレモン」ですが、アレンジ次第で、いろいろな使い方を楽しめることがわかりましたね! レモンとはちみつ、それぞれの効果が合わさることで、健康をサポートしてくれる「はちみつレモン」を毎日の食卓に取り入れて、寒い季節も元気に乗り切りましょう♪

取材ご協力

管理栄養士の渥美まゆ美さん

管理栄養士の渥美まゆ美さん

管理栄養士、フードコーディネーター、料理家。保育園勤務にて離乳食、乳幼児食、アレルギー食に携わる。行事食や誕生日メニューなどに力を注ぐうちに料理とスタイリングに興味を持ちフードコーディネーターに。2016年株式会社Smilemeal設立。現在は出版、メディア出演、レシピ開発、レストランやコンビニのメニュー開発のほか、企業向け健康セミナーの講師や企業の健康経営サポートサービス、料理教室など幅広い分野で食と健康に関わる活動をしている。

ホームページ:https://www.smile-meal.com/
BLOG:https://www.smile-meal.com/blog/

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