熱中症対策といえば、まずは水分と塩分補給が基本ですよね。そこで、ただのお水ではなく、塩分と疲労感を軽減する機能のある「クエン酸」を含んだレモンをプラスしたドリンクはいかがですか？酸っぱくて、爽やかな香りのレモンはリフレッシュもできて一石二鳥です。
今回は熱中症対策にもおすすめな、「レモンスポーツドリンク」「柑橘アイスキューブのレモンスポーツドリンク」「キウイ入りレモンスポーツドリンク」「自家製レモンコーラ」の4つのドリンクをフードスタイリストの大越洋子さんに教えていただきました。
しっかり水分と塩分補給をして、暑い夏を乗り切りましょう♪
レモンを摂ると、どんないいことがあるの？
レモンを摂ると疲労感の軽減、カルシウムの吸収促進、メタボ予防に繋がる可能性がある、など、体にうれしい数々の研究結果が報告されています。いずれも毎日続けて摂取するのがポイントなようです。
いつも飲んでいる水にレモンを絞ってもいいですが、暑い夏を元気に乗り切るのにぴったりな「レモンスポーツドリンク」と、自家製レモンコーラのレシピを紹介します！
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毎日頑張るあなたへ。疲れを感じたときこそ、レモンがいい理由
まずは、基本の「レモンスポーツドリンク」から♪
参考：ポッカサッポロレシピ
https://www.pokkasapporo-fb.jp/recipes/detail-960.html
【材料】（作りやすい分量）
水…1L
レモン果汁…大さじ1
【A】砂糖（またははちみつ）…大さじ4
【A】塩…小さじ1/2
【作り方】
【1】少量のお湯（分量外）で【A】を溶かします。
【2】水に溶かした【A】とレモン果汁を加えてよく混ぜ合わせてください。
※レシピにははちみつが含まれます。1歳未満の乳児には与えないでください。
まずは運動で失われがちなビタミンや塩分、糖分を補える、基本の「スポーツドリンク」を作ってみましょう。スポーツドリンクは、実は身近な材料で簡単に作ることができるんです！しかも材料を混ぜるだけで作れるので、あらかじめ作って冷蔵庫でストックしておくのもおすすめです。
【アレンジ1】柑橘アイスキューブのレモンスポーツドリンク
基本の「レモンスポーツドリンク」をベースに、柑橘系ジュースで作った氷を入れた「柑橘アイスキューブのレモンスポーツドリンク」。
【材料】
オレンジジュース…適量
グレープフルーツジュース…適量
基本のレモンスポーツドリンク…1L
【作り方】
【1】オレンジジュース、グレープフルーツジュースを凍らせてアイスキューブを作る
【2】グラスに【1】をふんだんに入れて、基本のレモンスポーツドリンクを注ぐ
今回はグレープフルーツとオレンジジュースの2種類を使っていますが、他のジュースでも代用できるのでしょうか？
「もちろんです。レモンはどんなフルーツとも相性がいいので、りんご、パイナップル、マンゴー、トマトジュース、クランベリーなど、いろんなジュースでアレンジを楽しめます」と、大越さん。
氷の割合を変えたり、ジュースの種類を3～4種類にしたりするとアレンジが楽しめて、見た目にもかわいいですね。氷がだんだんと溶けていくので、ちょっと遠出するときに水筒に詰めて持って行くと、喉が渇くタイミングにちょうどいい飲みごろになりますよ！
【アレンジ2】キウイ入りレモンスポーツドリンク
続いてはレモンスポーツドリンクにキウイのピューレを加えたアレンジです。
【材料】（約4人分）
キウイフルーツ…2個（1個分約120g）
グラニュー糖…40g
水…40ml
レモン果汁…10ml
基本のレモンスポーツドリンク…適量
【作り方】
【1】グラニュー糖と水を耐熱容器に入れて電子レンジ600wで約30秒加熱し、グラニュー糖を溶かす
【2】【1】にレモン果汁を加えて混ぜる
【3】キウイフルーツは皮をむいてすりおろす
【4】グラスの底に【3】を入れて氷を加え、スポーツドリンクを注ぐ
「すり下ろしたピューレは冷凍して保存することができます。スプーンが入るぐらいまで溶けたら使ってください」。
キウイフルーツのピューレって、ミキサーを使わないと作れないのでしょうか？
「そんなことないですよ。今回のように少量でいい場合は、おろし器を使えば簡単です。むしろ、ミキサーで作るよりも果肉感が残って口に含んだときにジューシーさがより増すのでおすすめです」。
おろしている様子を見ていると、するするとあっという間にピューレになってしまいました！
「キウイフルーツにはビタミンはもちろん、ミネラルも含まれています。レモンの酸味とも合いますし、甘酸っぱくて爽やかなので夏にぴったりのドリンクです」。
お家では、のんびり美味しく水分補給！
甘くてスパイシーだけどレモンですっきり味わえる「自家製レモンコーラ」
最後に、お家の中で過ごす事が多い方にもおすすめ！リフレッシュもできるこだわりドリンク、スパイスの香りがほんのり漂う「自家製レモンコーラ」のレシピをご紹介します。
【材料】（原液シロップ約400ml分）
三温糖…250g
シナモンスティック…2本
クローブ（ホール）…3g
グリーンカルダモン（ホール）…5粒程度
レモン…1個
水…250ml
バニラエッセンス（オイルでも可）…5滴程度
【作り方】
【1】レモンは洗って薄くスライスする
【2】バニラエッセンス以外の材料を小鍋に入れて火にかける
【3】沸騰したら灰汁を取り、弱火で5分煮詰める
【4】火からおろして粗熱がとれたらバニラエッセンスを加える
【5】濾して瓶などで保存する。原液1：炭酸水4～5の割合で薄めて召し上がってください
「お好みですが、シロップはすぐに濾さずに、粗熱が取れるまでそのままにしておくと、よりレモンやスパイスの香りが濃く感じられます」と大越さん。
シロップを炭酸で割れば、喉越しシュワシュワ、リフレッシュにぴったり。飲む前にレモン果汁をギュッと絞れば、爽やかさが増してゴクゴク飲めてしまいます。「お湯で割ってもおいしいので、冷房で体が冷えてしまったときにもおすすめです」とのこと。飲み方が選べるのはうれしいですね！
おわりに
特に熱くなってくる夏は、スポーツをしなくても室内にいるだけで汗をかいて、体の水分と塩分が少なくなりがちです。そんなときに、ぜひ「レモンスポーツドリンク」をはじめ、レモンドリンクを飲んで水分と塩分を補給してくださいね。レモンとともにおいしく、健康に、楽しい夏を過ごしましょう。
取材ご協力
フードスタイリストの大越洋子さん
食品メーカーの商品開発やレシピ開発のほか、八百屋さんの経験を活かして農産物を主体とする素材の調達も行う。また合同会社ザ・ファームズ代表として、旬の果物を使ったイベントを企画運営している。
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この記事を書いた人
withレモン編集部
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