新生活の準備に追われたり、新しい環境になって、頑張りすぎていませんか? やる気がでない、気分が落ち込みやすい、疲労感を感じる、よく眠れない……。陽気に包まれた春なので、元気にシャキッとしていたいですよね。
疲れを感じたときこそ、酸っぱいもの!
疲れを感じたとき酸っぱいものが欲しくなったことはありませんか? それはレモン、梅干しなど、酸っぱいものに含まれる「クエン酸」に、疲労感を軽減する機能があるからです。アスリートがトレーニングの後にクエン酸飲料を飲むのも、運動後の疲労感を軽減するためと言われています。
研究で明らかになった、レモンに含まれるクエン酸の機能
近年、レモンに含まれる「クエン酸」を継続して摂取すると、疲労感を軽減する機能があることが報告されています。「疲労感」と「クエン酸」には、どんな関係があるのでしょうか? レモン博士に聞いてみましょう!
「クエン酸」は継続して摂取することで、日常生活や運動後の疲労感を軽減する機能があるということが研究によって報告されています。 一般ボランティアの625名の方を対象に実施された試験では、2,700mgのクエン酸を含むレモン果汁飲料とクエン酸をごく少量だけ含むプラセボ飲料の2グループに分かれて、毎日1本4週間飲んで頂きました。その結果、クエン酸を摂取したグループは、プラセボ飲料を摂取したグループに比べて、疲労感やイライラ感、緊張度などが軽減していることが確認されました。この報告から、普段の日常生活は変えなくても、クエン酸を普段から摂取して頂く事で、疲労感を軽減する機能が期待できます。
「クエン酸」はレモン果汁に豊富に含まれておりますので、レモン果汁を含む飲料もスーパーやコンビニ、薬局で手に入るので、続けやすい方法で摂取してみてください。