インドの伝統的な飲み物「ラッシー」をご存じですか?トロッとした喉越しと、甘みと酸味がまろやかな飲み物です。実は冷たい牛乳とレモン果汁とはちみつがあれば、自宅でラッシーを簡単に作ることができます♪ちょい足しするだけで、もっとおいしくなるアレンジレシピも必見です!
お家でラッシーをつくろう
インド料理屋のドリンクメニューで「ラッシー」を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。ラッシーは本場インドでは「ダヒ」と呼ばれる発酵乳を使い、ヨーグルトよりもまろやかな酸味が特徴です。「ダヒ」を牛乳や水で割ったり、スパイスやフルーツを加えたりレシピは無限とあるようですが、自宅でラッシーを作るのに「ダヒ」を用意するのはハードルが高いですよね。そこで今回は「ダヒ」やヨーグルトを使わず、「レモン」に含まれる「酸」による化学変化を利用した簡単レシピをご紹介します!
レモンはちみつラッシー
まずは、一番ベーシックなレシピをご紹介します。
「レモンはちみつラッシー」の、まろやかで優しい酸味は、朝食やおやつタイムにぴったり。材料はたったの3つ、しかもグラスに注いで混ぜるだけと簡単なのもうれしいポイントです♪
レモンに含まれる「酸」には、牛乳に含まれる「タンパク質」を凝固させる働きがあるので、さらさらとした牛乳がトロッとした食感に変化していきます。
そして、食感の変化だけでなく、「レモン×牛乳」を組み合わせると牛乳に含まれるカルシウムが溶けやすい形に変わるという研究結果も報告されています。さらに、レモンに含まれる「クエン酸」は疲労感を軽減してくれるのだそう。
健康や美容に役立つレモンの情報はこちら♪
【材料】(1人分)
レモン果汁…大さじ2
牛乳…150ml
はちみつ…大さじ1
※レシピにははちみつが含まれます。1歳未満の乳児には与えないでください。
【作り方】
グラスにすべての材料を入れ、よく混ぜる。
【アレンジレシピ1】マンゴーラッシー
夏に向けて旬を迎える、南国フルーツ「マンゴー」を贅沢に使ったラッシーはいかがですか?材料をすべてミキサーに入れて攪拌(かくはん)するだけと簡単♪マンゴーにはビタミンC、ビタミンA(β-カロテンとして)、カリウム、β-カロテンなどが含まれているので、健康や美容にうれしい効果も期待できそうですね!
【材料】(2人分)
マンゴー…100g
はちみつ…大さじ2
牛乳…400ml
レモン果汁…大さじ3
ミント(飾り用)…適宜
※レシピにははちみつが含まれます。1歳未満の乳児には与えないでください。
【作り方】
1.マンゴーの皮をむき、種を除いて乱切りにする。
2.ミキサーに【1】、はちみつ、牛乳、レモン果汁を入れ、30秒間攪拌(かくはん)する。
3.【2】をグラスに注ぎ分ける(好みで氷を浮かべる)。
【アレンジレシピ2】アボカドラッシー
栄養価の高い果物としておなじみの「アボカド」も、ラッシーのアレンジ食材にぴったり。“森のバター”と呼ばれるだけあり、スプーンですくえるほどなめらかな食感になります。アボカドには食物繊維が含まれているので、女性に嬉しい一杯ですね。
【材料】(1人分)
牛乳…150ml
レモン果汁…大さじ2
はちみつ…大さじ1
アボカド…50g
※レシピにははちみつが含まれます。1歳未満の乳児には与えないでください。
【作り方】
材料をミキサーに入れ、攪拌(かくはん)する。グラスに注ぐ。
【アレンジレシピ3】簡単ジャムラッシー
はちみつの代わりに、フルーツジャムを加えるだけで色鮮やかなラッシーが完成!いちご、マーマレード、ブルーベリー、りんご、キウイなど、味わいや色味が異なるジャムで試してみたくなりますね。お誕生日会やホームパーティーのような人が集まる機会にテーブルに並んでいると、インスタ映えすること間違いなしです♪
【材料】(2人分)
牛乳…400ml
レモン果汁…大さじ3
お好みのジャム(いちごジャム、マーマレード、ブルーベリージャムなど)…大さじ3
ミント(飾り用)…適宜
【作り方】
1.ピッチャー(またはボウル)にすべての材料を入れ、よく混ぜる。
2.グラスに注ぎ分ける(好みで氷を浮かべる)。
おわりに
ベーシックなラッシーから、身近な食材でできるアレンジラッシーまで4種類のレシピをご紹介しました。どれもほんのり甘くて、口当たりもさっぱりしているので暑い季節でもゴクゴク飲めてしまいます。レシピをさらに応用してお好みのフルーツやジャムで、オリジナルラッシーを作るなど楽しみ方もいろいろ。ぜひご家庭でトライしてみてくださいね!
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