簡単手づくりレモンケーキのレシピ ~クリスマス気分でデコレーションしよう!~

クリスマスが近づくにつれてホームパーティーが増えると、どんな手みやげを用意しようか悩みますよね。そんなときに、クリスマスのモチーフにデコレーションした「レモンケーキ」を手作りするのはいかがですか?初心者でもトライしやすい簡単なレシピをフードスタイリストの大越洋子さんに教えてもらいました。記憶に残るかわいいレモンケーキをプレゼントしてみませんか?

爽やかな香りが広がるレモンケーキ!

爽やかな香りが広がるレモンケーキ!

「レモンの風味がより感じられるよう、レモンの皮を使ったレシピです」と、フードスタイリストの大越さん。もし、レモンの皮を用意できない場合は、「食用のレモンオイル」でも代用できるそうです。「特別な日の贈り物なので、ホワイトチョコレートを加えて、ガトーショコラのようななめらかな食感に仕上がるレシピ」とのこと。では、さっそく材料と作り方を見ていきましょう!

【材料】6個分
・バター…20g
・ホワイトチョコレート…45g
・たまご…1個
・グラニュー糖…40g
・牛乳…20ml
・レモン果汁…20ml(約1/2個分)
・レモンの皮をすりおろしたもの…レモン1個分(レモンオイルで代用可。5~10滴)

★薄力粉…70g(製菓用が望ましい)
★ベーキングパウダー…2g(薄力粉と混ぜてふるっておく)

■レモンケーキの作り方

耐熱容器にバターとホワイトチョコレートを入れて加熱。チョコレートがやわらかくなったら、スプーンで混ぜる。

1.耐熱容器にバターとホワイトチョコレートを入れて、ラップをかける。電子レンジで少しずつ加熱して(目安は40秒・600W)、チョコレートがやわらかくなったら、スプーンで混ぜる。

バターとホワイトチョコレートが混ざり、淡い黄色になったらOKです。

POINT!
バターとホワイトチョコレートが混ざり、淡い黄色になったらOKです。

ボウルにたまごを溶きほぐして、グラニュー糖を一度に入れてすぐ混ぜるのがポイント。

2.ボウルにたまごを溶きほぐして、グラニュー糖を一度に入れてよく混ぜる。卵黄は砂糖に入れると固まるので、グラニュー糖を加えたら時間を置かずにすぐに混ぜるのがポイント。

1を2に加えて混ぜる。

3.1を2に加えて混ぜる。

牛乳、レモン汁、レモンの皮を順番に入れて、都度混ぜる。

4.牛乳、レモン汁、レモンの皮を順番に入れて、都度混ぜる。

ふるって併せておいた薄力粉とベーキングパウダーを一気に入れて混ぜる。

5.ふるって併せておいた薄力粉とベーキングパウダーを一気に入れて混ぜる。

ゆっくり大きく円を描きながら混ぜるのがポイント。

POINT!
ゆっくり大きく円を描きながら混ぜるのがポイント。混ぜすぎず、粉っぽさがなくなればOKです。

レモンケーキの型に流し込み、170℃のオーブンで15~20分焼く。

6.レモンケーキの型に流し込み、型を2~3回落として生地の中の空気を抜く。天板にのせて170℃のオーブンで15~20分焼く。
※型の扱いについては、素材によって異なりますので注意書きや説明書を確認ください。

型から外して、金網の上に並べて粗熱が取れたら完成。

7.型から外して、金網の上に並べて粗熱が取れたら完成。

レモンの甘酸っぱさをグラスアローでプラス♪

レモンの甘酸っぱさをグラスアローでプラス♪

「グラスアロー」とは、フランス語で「粉砂糖を水で溶いたもの」です。英語では「アイシング」と呼ばれるもので、乾くとサクッとした食感で口の中に甘みが広がります。「水ではなくレモン果汁で溶くことで、レモンの爽やかさをさらにプラスしました」と大越さん。材料は、たったふたつ。

【材料】
・粉砂糖…100g
・レモン果汁…20ml(約1/2個分)

ボウルに粉砂糖とレモン果汁を入れて、スプーンで混ぜると、ゆるやかなとろみがついた液体に仕上がります。常温になったレモンケーキを写真のような金網とバットに並べて、上からゆっくりとかけていきます。ムラになったら、バットに落ちたグラスアローを集めて、もう一度かけます。少し残ったグラスアローは、このあと活躍するので残しておいてくださいね。

そのまま自然乾燥でも良いですが、より白く、パリッと仕上げたいときは、200℃のオーブンで2分程度焼くのがオススメです。

チョコレートペンやカラーシュガーで楽しくデコレーション♪

チョコレートペンやカラーシュガーで楽しくデコレーション♪

グラスアローの薄氷のような乳白色のコーティングをキャンバスに見立てて、クリスマスらしいデコレーションをしてみましょう♪

「チョコレートペン」はスーパーマーケットだけでなく、今や100円ショップでも手に入り、イエロー、グリーン、パッションピンクなどカラーバリエーションも豊富です。写真のサンタクロースのひげと、雪だるまのボディに使ったのは「ココナッツフレーク」。ここで活躍するのが、先ほど残ったグラスアロー。スプーンや箸先などで薄く伸ばして、そこにココナッツフレークをのせると固定されます。まるでネイルアートのようです。

製菓材料を扱う専門店やオンラインショップにも、アラザンやカラーシュガーなどかわいいトッピング材料がそろっているので、「チョコペンで描くのは難しい!」という方でもインスタ映えするデコレーションができるので、気軽にトライしてみてくださいね。

ツリーに飾れるオーナメント風のラッピング

ツリーに飾れるオーナメント風のラッピング

最後に、遊びゴコロのあるラッピングをご紹介します。1個ずつクリアパックに詰めて、リボンを結んでラッピング。そして、リボンの裏側にワイヤータイ(針金入りリボン)を通せば、クリスマスツリーのオーナメントに早変わり!お客さまを招くときにツリーに吊るしておけば、クスッと笑えるサプライズになること間違いなしです。

おわりに

クリスマスモチーフで彩られたレモンケーキは、話のタネにもなり、さらにパーティーを盛り上げてくれるはず!どこにも売っていない、心のこもったレモンケーキを手みやげに、楽しいクリスマスの思い出をつくってくださいね♪

取材ご協力

フードスタイリストの大越洋子さん

フードスタイリストの大越洋子さん

食品メーカーの商品開発やレシピ開発のほか、八百屋の経験を活かして農産物を主体とする素材の調達も行う。また合同会社ザ・ファームズ代表として、旬の果物を使ったイベントを企画運営している。

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withレモン編集部

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withレモン編集部は、おいしいスイーツ、おしゃれなファッションなどのトレンド情報から、レモンのあんなこと、こんなことまで、ライフスタイルにあったレモンに関する情報を幅広く紹介します!

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