ころんとしたレモンの実はモチーフとしても魅力的。鮮やかなイエローも気持ちを明るくしてくれます。そこで、レモンモチーフでオシャレなアイテムを作ってみたい、という願望を叶える連載が始まります! 第1回はぷっくりかわいいレモンイヤリング。カジュアルな休日ファッションのワンポイントに取り入れてみませんか♪
とっても簡単! 「プラバン」で作るレモンイヤリング
プラスチックの板に絵を描いてトースターで焼くと、みるみるうちに小さくなって固まる「プラバン」。子どもの頃、夢中になった方も多いのでは? 今回は、昔なつかしのプラバンを使って、ころんとかわいいレモンイヤリングの作り方を教えてもらいました。
作り方を教えてくれるのは、イラストレーターであり、プラバン作家でもある福家聡子さん。福家さんが描くゆるかわレモンをベースに、さっそく作ってみましょう!
まずは材料・道具を揃えましょう!
【材料・道具】
- プラバン(今回使用したのは100円ショップで売っている厚さ0.3mmのもの)
- マスキングテープ(幅15~18mm)
- 紙やすり(400番ぐらい)
- ウェットティッシュ
- 型紙(こちらをクリックして、原寸大でプリントしてください)
- マーカーペン(ポスカの緑とパステルイエローの中字、緑の油性ペン)
- コピー用紙
- ハサミ
- メガネ拭き(ティッシュでも可)
- クッキングシート
- アルミホイル
- オーブントースター
- プレス用のトレイ(熱に強く、平らで硬いものなら代用可)
- イヤリング用の金具(今回はネジバネ丸皿8ミリのゴールド)
- 接着剤(金属やプラスチックに対応の多用途のもの)
レモンイヤリング作り、スタート!
①プラバンを扱いやすい大きさカットする。今回は縦10cm×横13cmに。
ケガをしないようハサミの取り扱いには十分ご注意ください。
②コピー用紙にカットしたプラバンをマスキングテープで固定。全体にやすりをくるくると掛ける。
【ポイント】
そのままでも良いですが、やすりを掛けることで色がつきやすくなります。
③ウェットティッシュで粉を拭き取る。
④型紙にやすり掛けした面を上にしてマスキングテープで固定。最初は油性ペンで葉っぱの模様を描く。
【ポイント】
油性ペンは最初に使いましょう。耐水性があるので上から色をのせてもにじみません。
⑤実の部分を塗り、乾くまで待つ。(ドライヤーを使うとすぐに乾かせます)
【ポイント】
彩色は薄い色から順番に塗ります。ポイントは薄づきになるよう、すばやく塗ること。塗りムラが少しあっても、焼くと縮むので気になりません。
⑥葉っぱを塗る。油性ペン部分と重なってもOK。
【ポイント】
はみ出したときは、乾く前なら拭き取れば大丈夫。乾いてしまった場合は、やすりを掛けて、ウェットティッシュで拭けば最初からやり直せます。
⑦インクが乾燥したら、りんかくに沿ってハサミで切り取る。
【ポイント】
最初におおまかに切ってから細かい部分を切るとキレイに切れます。
⑧色を塗っていない面の指紋や汚れをメガネ拭きで拭き取る。
⑨アルミホイルを敷いて、トースターを温める(1~2分)。クッキングシートの上に、色を塗っていない面を上にして置き、作業用手袋をはめてトースターに入れる。
【ポイント】
- トースターを使う際はしっかり換気を行ってください。
- ワット数はトースターによって異なります。熱源が赤くなっている状態が良いですが、あまり熱すぎると一瞬で縮んでしまいます。
- 2つを同時に焼く場合は、取り出す際にくっつかないように、気をつけてください。
やけど、加熱のしすぎによる火災には十分にご注意ください。
加熱時はトースターから目を離さないようにしてください。
⑩加熱して縮んだら、作業用手袋をはめて取り出す。
⑪冷え固まる前にトレイなどを使って、上から押して平らにする。
⑫冷えて固まったら、イヤリング用の金具を接着剤で取り付ける。
接着剤が固まったら、完成!
15分で簡単にできるレモンイヤリング。ピアスはもちろん、型紙を拡大すれば、ブローチやヘアピンなどのアレンジも楽しめます。この春は、レモンイヤリングをさりげなくつけて、たくさんお出かけしてくださいね!